時間効率化のため、迷わず優先順位をつけるには?

おはようございます、中里です。

今回は、時間活用・時間管理にとって大切な、タスクに優先順位をつける方法です。優先順位をつけるためには、まずは自分にとって大切なことは何かを知っておく必要があります。

自分にとって大切なもの、重要なことは、頭で考えているだけではなかなかはっきりとは分かりません。何かをテーマにして考え始めたとしても、連想が連想を呼んだり、空想を始めてしまったりと、脱線しがちな性質が思考にはあります。

頭の中から、いくら止めようとしても制御できない思考が常に量産されてきませんか? それを自動思考(オートマティック・ソート)と呼びますが、意識がある限りは止めようがありません。いえ、仮に意識がなくても無意識のエリアからその思考がわいて出てきていて、思考や感情に大きな影響を与えています。

その証拠に心の状態が悪ければ、眠っていて意識がなくても、朝起きたときにクタクタになっていることもありますよね。

このように、思考は制御がとても難しく、放っておくといろいろな考えが湧き、うつろいやすいものです。それだけ自由であるとも言えますが、自由であるが故にどこまでも広がっていってしまい、収集がつかなくなります。

きちんと思考を管理できなければ、いくら頭で考え続けても何の成果にもつながらないでしょう。

しかし、実はそういったことを避けることができるツールがあります。

それは、日記をつけることです。毎日、自分が考えていること、感じたことを書くことで記録に残すのです。そうすると、自分の思考パターンがわかり、何を重要視しているのか、そして何に困っていて、どんな行動をとっているのかが見えるようになってきます。

日記を書くことで、いわば自分の全体像を俯瞰して見ることができるようになるのです。物事に優先順位をつけて時間管理をするためには、全体像がより明確に見えているほうがいいですよね?

書くという作業を行うことで、単に頭を使うよりも物事の輪郭がはっきりと見えてきます。何か漠然としていた感覚やイメージが、文字によって形を与えられるからです。

それに、紙に書いておけば、自分が考えていたことを一旦忘れることもできます。

今から10年以上前の話ですが、私の同年代のある友人は「頭で考えていることが、頭のなかのデスクトップにいつも全部あって、見えている」と言っていました。

当時は「頭がいい人はうらやましいな」という思いもありましたが、さて、今自分なりに振り返ってみるとどうでしょうか? いつ何時も頭の中がいろいろな考えでいっぱいになっていたら、気持ちまでいっぱいいっぱいになってしまいそうですよね。

日記をつけるということは、忘れるリスクを回避できるということですが、書くことで頭がスッキリする作用もあります。それは精神衛生上も好ましいことですし、さらに日記を書きたくなる「報酬」にもなります。

よく「頭を使え」「深く考えるんだ」などと言いますよね? でも、せっかくなので自分の手やペンも使って、頭と連携させたほうがお得です。書くことで、頭だけで考えるよりもさらに効果的に頭が使えて、考えが深くなるからです。

そうすると考えが「最適化」され、優先順位が明確になり、タスクにとりかかるまでのスピードも上がるのです。

「日記を書く時間なんてない」「もっと即効性のある方法が知りたい」と思われるかも知れませんが、自分の優先順位を知らないでひたすらタスクをこなすなんて、それこそ舵が壊れた船に乗っているようなものす。たどり着く場所が見えない以上、非生産的なやり方なのです。

日記を毎日書けなくても、忙しいあなたが送っている毎日の時間を今だけとめて、考えていることをひたすら書いてみてはどうでしょうか?

あなたがきちんとあなたの心の声に耳を傾ける。たったこれだけでも意味があります。それは、いままでないがしろにしていた自分の本音を聞いてあげることだからです。それが自分自身への癒しになり、本音が見えてくるからです。

時間の効率化の観点からすれば、一見、日記を書くことは遠回りに感じられるかも知れません。しかし、自分の方向性が見えなければ、そもそも何のために時間を使うのか、わかっていないことになります。ですので、まずはぜひ自分の考えを書くところから始めてみてください。

でも、これだけで満足しないでくださいね。実は、タスク管理に極めて有効な方法が、まだあるのです。それは、いわば「奥の手」と言っていい方法です。それはいったいどんなものなのでしょうか? その全貌については、次回お伝えしますね!

それではまた!

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