バラバラが大調和

7年間のひきこもりからYSカウンセラーへの軌跡(Vol.32)

バラバラが大調和

 

あるテレビ番組で阪神タイガースの元通訳さんが、
日本に来て活躍できる外国人選手の
見分け方について話された。

 


*画面はイメージです

 

日本では、自動車は左車線で走る。
それに対して、アメリカでは右車線で走る。

 

外国人選手が、日本に来て最初に驚くのは、
母国と逆の車線を自動車が走っていることだ。

 

そして、そのときの外国人選手の反応で、
将来活躍ができるのかどうか、瞬時に分かるとのこと。

外国人選手が「Different way」と言うときは、
「日本とアメリカの車線が違う」という意味になる。

 

つまり、違いを順応していけば良いと考え、
将来活躍できるようになる。

 

それに対して、「Wrong way」と言うときは、
「日本は間違っている」という考えになるため、
自国中心の考え方になる。

 

その結果、野球の考え方、プライベートの過ごし方、
すべてがフラストレーションになる。

 

ゆえに、プレーも満足できなくなって、
将来活躍できなくなる。

 

「自分が正しい」という価値観を強く持てば持つほど、
人を裁く気持ちが強くなって、人間関係が不調和になる。

 

同じ出来事が起こっても、
受け止め方が千差万別なのは、
それぞれ過去の記憶が違うからだ。

 

そして、あなたの過去の記憶が、
現実生活の出来事に対する反応を決め、
それが人生を決定していく。

 

学校の勉強は、○か×かで答えが出るけれど、
人生は、自分の確信次第だから、
確信が持てない人は、確信が強い人に流されていく。

 

自分のことが分からないと、人と比較して、
「あの人のようになれない」と、
かえって、自分を責めてしまう。

 

違いが分かるということは、
それだけ自分の性質が明確になっている証拠。

 

それぞれの違いが認められないがゆえに、
自分のことが嫌になってしまう。

 

野球で例えるなら、
全員ピッチャーをするのではなく、
ピッチャー、キャッチャー、ファースト、
それぞれの役割があるから、チームができる。

 

また、どんなに能力が高くても、
その場におけるルールを守らないと、
自分の能力を最大限活かすことは難しい。

 

異なった価値観をひとつにするのではなく、
バラバラが大調和だと実感できると、
本当の意味で自分のことが認められるようになる。

 

by YSカウンセラー 瀧本裕喜

*「7年間のひきこもりからYSカウンセラーへの軌跡」
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