――まずはご自身が愛されていることに気づき、感謝の心で日々を生きることで、
鬼とまで思っていたお姑さんの顔が、仏へと変わっていったのですね。
真我に目覚めることによって、ご自身の心にも変化が起こり、
愛されていることに気づかれたのだと思います。
その真我に目覚めた瞬間のことを、詳しく教えていただけますか?
多澤:講座では自分の心をどんどん掘り下げることをしました。
私は精神世界の本も数百冊読んで「愛とはこうあるべき」と
自分でも気づかないうちに蓋をしていました。
でも真実の愛に目覚めた瞬間、天と地がひっくり返るような感動を
全身で体感したのです。それまでは誰も愛してくれない、自分はダメだ、
もっと素晴らしい人間にならなければいけないと自分を責め、
自分に冷たくする家族を憎んでいました。
でも真我に目覚めた瞬間、両親からの愛、主人や子ども達からの愛、
姑からの愛が体の中からどんどん溢れてきたのです。そして、それまでの
思い込みがはずれると同時に謝罪の涙と、感謝の涙が同時に流れ続けました。
自分の中に、こんなに人を愛せる心がある!憎む心しかないと思っていたのに
元々素晴らしい心があったんだ!これこそが真実だ!と驚愕しました。
たった二日で自分の中にある愛と喜びと感謝の心に出会えたことに
感動の涙が流れるばかりでした。この瞬間運命が必ず良くなると
はっきりとわかりました。
人生が好転しないはずがないとわかったのです。
そして、本当に人生がものの見事に好転していきました。
*前回(インタビュー3)はこちら / 次回(最終回:インタビュー5)はこちら
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