退職理由ベスト3
あなたが転職するとしたら、その理由は何でしょうか?
転職マニュアルの本などでは、不満を解消するために
転職するのは良くないことだと言われています。
むしろ、今置かれている会社の仕事のなかで、
十分に成果を出しつつ、惜しまれながら辞めるくらいでないと
転職しても通用しないというのが、その理由らしいです。
とは言え、今の環境では成果が出しづらいことを理由に、
転職を考える人は圧倒的に多いのではないでしょうか。
また、声をあげることができればまだいいのですが、転職する以外に
仕事や会社への不満を解消する方法がないくらい、追いつめられた
ケースもあるように感じます。
参考までに、転職サービスDODAが実施した、
退職理由についてのアンケートをご覧ください。
上記サイトによると、退職理由のベスト3は以下の通りです。
第1位「会社の将来性が不安」(12.8%) *3年連続トップ
第2位「他にやりたい仕事がある」(11.4%)
第3位「給与に不満がある」(8.0%)
この順位を見てみますと、転職希望者の本音が見えてくるような
気がします。現状には本当に満足しているけれど、それでも転職を
したいという人はむしろ少数派でしょう。
そして、中途採用を行う企業側としては、不満を自己解決せずに
会社や経営者の責任にする人を採用したくないというのも
本音だと思います。
転職をしたい人は転職することで現状を打開しようとしますし、
採用する企業側は、それとは反対に、環境の如何を問わず
業績を挙げられる人を求めています。
これが即ち、転職希望者と企業の間で、ミスマッチが起こる
要因となっているのではないでしょうか。
仕事や人生を、本気で追求する
転職とは、現在位置からブラックボックスに向かって
飛び込むという、非常に覚悟のいる行為です。
一般的に転職希望者からすると、大きなリスクを
背負うことになると言っていいでしょう。
では、このミスマッチを解消する方法は何か?
結論から言えば、自分に正直になるしかありません。
どうしても転職したいなら、誰かに止められたとしても
転職するでしょうし、転職を思いとどまったことで、
もしかすると今の職場で、将来的には才能が
開花するかも知れません。
どうなるか分からない以上、誰のせいにもできないのが
転職ですし、結局のところ人生もそうなのだと思います。
転職するにしろ何にしろ、とにかく自分に正直に、
行動を起こし、全神経を研ぎすまして、現実からのサインを
拾って行く。そしてそれを糧にして、また行動に変えて行く。
そういった意気込みで行けば、言い換えれば真剣さを持って、
仕事や人生を本気で追求していけば、自分が進む道がきっと
見えてくるはずです。
*「転職から天職へ」Vol.24はこちら /Vol.26はこちら / 記事一覧はこちら
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