おはようございます、中里です。
あなたはインプットとアウトプット、どちらに力を入れていますか?
インプットとは、情報を頭に入れること、そしてスキルを身につけること。暗記をしたり、資格を取ったり、研修を受けたりすることですね。
それに対してアウトプットは、情報を発信すること、行動すること、さらに言えば結果を出すことです。
時間管理、ライフハックの観点からすれば、インプットもアウトプットも、何らかの結果をアウトプットするために行うわけです。ということは、最優先で出したい結果に沿って、ブレずにインプットとアウトプットを繰り返すのが、実は最短距離なのだということになります。
世の中にあるメディアは、インプットには最適です。日常的なところで言えば、例えばテレビで天気予報を見るのは、雨が降るなら傘がいるとか、寒かったら上着を増やさないといけないな・・・などと、対策ができるからです。また、「今日は穏やかな天気です」と言われれば、安心できるという効果もあるでしょう。
どちらにしても、生活におけるアウトプットが期待できるので、有益な情報をインプットしたことになります。
ここで注意しなくてはならないのが、インプットのしすぎです。例えば休日、朝起きてテレビをつけていたら、だらだら見てしまって気がついたら夕方になっていたとか、スマホでネットサーフィンしていたら止まらなくなってしまったといった経験が、あなたにはありませんか?
偉人の本を読んでいくら感動しても、素晴らしい映画を見て人生観が変わったとしても、あなた自身のアウトプットがなければ、あなたがこれまで体験したことが、真の意味で血肉になることはありません。
あなたの内側が、外側に、日常生活や社会に表現されないといけないのです。アウトプットが伴ってこそ、あなたがどんな人間なのか、ご自身でも理解できるのです。そして、望ましい結果が出なければ、そこでやめるなり軌道修正をするなりして、さらに望ましい結果につなげていきます。
そして、現代社会ではインプットできるメディアが数限りなくありますので、ついついインプットのし過ぎになってしまいます。
あなたが時間を効率化する目的は、インプットの時間を増やすためではないですよね? 自分のため、もしくは誰かのために、何か結果を出したいから時間を効率よく使いたいと思っておられるのではないでしょうか?
インプットが多すぎると頭が整理できなくなって、さらにアウトプットするのが難しくなります。最近、禅や瞑想などがビジネスにも取り入れられていますが、ビジネスで結果を出すためには頭と心を落ち着ける必要がある。そのことに先進的なビジネスマンや経営者は、もう気づき始めているということなのでしょう。
それではまた明日!