7年間のひきこもりからYSカウンセラーへの軌跡(Vol.14)〜性格が役割〜

自分の役割を明確にすればするほど、
必然的に優先順位が決まってくる。

自分のやるべきことさえやれば、
今の悩みが消えていく。

自分の性格をそのまま活かせるようになると、
必要以上に周りと比較することがなくなった。

客観的に自分の立ち位置を知るために、
周りと比べることはあっても、全く自分を責めなくなった。

話すことが苦手な性格だからこそ、
人の話しを最後までじっくり聴ける。

自分の性格を役割という観点で捉えると、
周りの人にも優しくなれるし、自分にも優しくなれる。

不思議なことに、相手の話しを自分の解釈を挟まないで、
そのまま透明な鏡となって聴いていくと、目の前の人も同じように、
私の話しをきちんと親身になって、聴いてくれる。

自分の思っていることを正確に表現できなくて、
言葉を探しているときも、時が満ちるまでじっくり待ってくれる。

なかなか言葉に表現できなくて困っている人の気持ちが分かるのも、
話すことが苦手な性格だったからではないか。

俯瞰して自分の性格を見つめていくと、
自分が欠点だと思っている性格が、自分の役割に導いてくれた。

内向的な性格だからこそ、人に評価されなくても、
同じことをひたすら継続することができる。

同じことを継続できるから、
ひとつのことへの理解が深まる。

理解が深まれば、確信となって、
自分のことを認められるようになる。

自分の性格を役割という観点で捉えていくと、
周りに何かを言われても、動じなくなってきた。

経験は個性。それに良い、悪いもない。
やはり、自分を知ることが一番誠実な生き方のように感じる。

 

by YSカウンセラー 瀧本裕喜

*「7年間のひきこもりからYSカウンセラーへの軌跡」
Vol.13はこちら  /  Vol.15はこちら  /  記事一覧はこちら

 

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