都知事選、東国原英夫氏のマニフェストを分析

2011年、4月10日の日曜は、都知事選です。
普段、都政にはあまり興味がなかった僕ですが、一応都民でもあり、さらに今回はタレント揃いということで、否が応にも気分が盛り上がってます。とは言え、選挙数日前にもかかわらず、今回の都知事選はあまりマスメディアで報じられていないのが気になります。
都政=日本の政治ではないですが、なんと言っても日本の首都ですから、他の地方自治体への影響は大きいはず。ここは一つ、日本の地方自治のいい見本になってもらい、21世紀の世の中が良くなるような知事に出てきてほしいものです。
というわけで、一都民、一日本国民である僕の目線から、「この人ならイケる!」という候補者を探してみたいと思います。僕の望むマニフェストを掲げる候補者は、果たしているのでしょうか?
今日、マニフェストを分析させて頂くのは、前宮崎県都知事である「東国原英夫さん」です。各候補者のマニフェストはそれぞれが相当な量なので、今回の選挙では教育分野に絞って論じてみることにします。
僕の考えでは、財政は文化でなんとかなり、文化は教育にある、つまり教育こそ原点であり、候補者のセンスが出ると思っています。教育に対して浅い考えしかないのなら、結局は浅い政治しかできないのではないでしょうか。
それでは、さっそく見てみましょう。
東国原英夫さんのマニフェスト(教育分野)
さて、これはもう、僕としては何も評価できないです。何がしたいのかわからないからです。


「人材先進都市東京」の構築を進め、「教育の質の向上を目指す」とありますが、いったいなんのために東京をそうしたいのかが不明瞭に感じます。
マニフェストを読み進めていくと、学習塾など民間と連携し、社会人経験者を教育側に招くなど、これまでの教育観から脱却した新しさを協調されていますが、う~ん、ちょっと票を入れようとは思わないです。
子供たちの教育に力を入れたい思いも伝わってくるのですが、マニフェストは人の目に触れて、魂を揺るがせないと意味がないのではないでしょうか。もっと腰を入れた文言を使って頂けないと、少なくとも僕という一人の有権者には届かない、というのが正直な感想です。もしかして、東国原さんは遠慮して本音を隠しているのではないか、そう勘ぐってすらしまいました。
正直言うと、僕は東国原さんに結構期待していました。僕が東国原さんの教育マニフェストを見て、ご本人から聞きたかった理想のマニフェストは次のような感じです。
・東京都は、東京という一地方自治体として立脚していくことは考えません。なぜなら、東京だけで今後長い期間、繁栄していくことは不可能だからです。経済成長を遂げた日本の首都だからこそ、次のステージが用意されています。日本、アジア、世界との調和こそ、東京発展において絶対不可欠な要素です。そして、この役割は、今世界広しと言えども、東京しか果たすことはできません。教育も東京都のためだけに行うのではなく、東京から世界視点の人材を輩出し、世界全体の利益のために行います。そしてそれこそ、都民一人ひとりの幸福に繋がります。
・首都東京は、日本の顔です。今世紀、日本が目指す在り方を、東京都知事、東京都職員、そして都民の一人ひとりが実践、実現していく環境を整えます。都知事は、東京都の自治を通じ、恒久的な人間の幸福へ都民を導く役目と責任を持ち、それを実行することが都政を行う根拠となります。
・今世紀、東京が全世界から賞賛される自治体となるためには、東京都民が人間として理想的な人生を送れる自治体となる必要があります。理想的な人生を送る都民は、そのまま理想的日本人であり、理想的アジア人、そして理想的な世界人です。つまり、全世界の誰が見ても、素晴らしいと感じられる、人類普遍の価値観を醸成することで、東京都を輝く都市にします。
・人類普遍の価値観とは、親孝行、思いやり、好奇心、助け合い、感謝など、古くからある価値観です。これを1300万人の都民が支持し、日々の習慣とすることで、幸せの人の和づくりを促進、共鳴による価値共有を行います。人類普遍の価値観を、東京、日本、アジア、世界と広めることで、戦争をなくし、差別や貧困をも解消します。都民は、真に人間的な生活を淡々と行うことで、地球の平和に貢献します。
・世界に通用する都民を育成すると同時に、都民は人間としての幸福を追求します。具体的には、長時間労働の是正、学習機会の創出、雇用慣習の是正、住宅・交通環境の改善などです。
※労働時間の長さは、子供の育成環境の悪化を招き、親の心身の真の成長を阻んでいるため、子供の教育とセットで考えなければならない問題だと思っています。
とまぁ、こんな感じの内容を期待していました。こういった内容には、現代の都民は響かないのでしょうか?でも、そんな候補者が出てくることを、ずっと望み続けます。

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