7年間のひきこもりからYSカウンセラーへの軌跡(Vol.3)~せめぎ合う二人の自分~

「一体、何があったんですか?」

20代男性スタイリストの質問に
すべてが凝縮されているような気がした。


*画像はイメージです

美容室に来るお客さんは、おしゃれな人が多く、
髪の手入れをしているから、疑問に思うのも当然。

家の近くの床屋は、
知っている人と出くわすから、
藤ヶ丘でカットすることにした。

藤ヶ丘とは、名古屋市の名東区のこと。
名古屋の高校に通っていたけれど、
同級生と出くわす可能性は、極めて低い。

なぜか床屋が全くなく、美容室ばかり。
全くおしゃれでもないのに、
なけなしの勇気で飛び込んだ。

本当は、体重80kg切るまで、
美容室に行くつもりは毛頭なかった。

LUNA SEAが解散した話しを、
担当のスタイリストから聞いたとき、
7年間の時の流れを、いつになく感じた。

真夜中にもかかわらず、
サングラスをかけて、ひたすら歩く。
足が棒になってからが、本当の勝負。

サウナスーツのおかげで、
脂肪を燃焼するスピードが早くなるけれど、
体力の消耗も著しく激しい。

体重を落とさないことには、何も始まらない。
健康に勝るものはない。

7年前の自分が、この瞬間から最高のライバルになる。
最初の3ヶ月で、何とかショパンの『別れの曲』まで
ピアノも弾けるようになった。まさに死に物狂い。

ティッシュ配りの人からも全く相手にされず、
店員さんからも全く服を勧められることもなかった。
電車の席も、私のところだけ両サイド見事に空いている。

今なら、外見で悩んでいる人の気持ちが痛いほど分かる。
どんなに心が透明だったとしても、人は見た目で判断する。

「それは、あなたの被害妄想」と平気でいえる人は、
知らないうちに人を傷付けている。

相手が何気なくいう言葉に、
崖から突き落とされそうな気持ちになると、
人と会うことが怖くなってしまう。

結局のところ、すべての現実から顔をそむけ、
自分の価値観の世界にひきこもるしかないのか。

本当に過去が変わったら、
今の現実が変わるはず。

せめぎ合う二人の自分。
哲学的に深く悩み抜くことで、
自分自身の理解が深まる。

客観的に見ると、外界の刺激がきっかけで、
ただ自分の心が反応しているだけ。

心の三層構造にあてはめて、
今、起こっている現実が分かると、
どこに手を付けていいのか、具体的に見えてくる。

外見のことで悩んでいる自分に対して、
自然と湧き上がる心の反応。

7年間の不摂生の生活をした結果、
周りが微妙な反応するのも、必然の帰結。

社会から必要とされていない。
自分の存在意義が明確にならないと、
外界の刺激に振り回されてしまう。

真我開発講座の入門編にあたる
真我教室基礎編のセミナーに向け、
自分なりに心の状態を整理していた。

by YSカウンセラー 瀧本裕喜

*「7年間のひきこもりからYSカウンセラーへの軌跡」
Vol.2はこちら  / Vol.4はこちら / 記事一覧はこちら

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