セミナー開催の専門家、黒崎英臣さん。
ゴール達成のために新しいアイデンティティをインストールするには、
自分の思考・感情・行動・結果をありのままに受け止めることなのだそうです。
そんな黒崎さんへの質問、第3弾です。
*前回の質問「結果は、自分自身の思考が生んだ〝出来レース〟」はこちら
――体験なくしてブレイクスルーなし、ですか。
そうおっしゃる黒崎さんから、汗と血と体温を感じます。
それは「ロジックでは無い何か」というか、これまで自己啓発の
世界で言われてきた、○○法則や現実化メソッドで説明しきれない、
もっと生き物的なもののような気がします。
自分をありのままに受け止めるというのは、生々しい現実から
目を背けず直視するということで、とても怖いですよね。
それは今やるべきことができない自分や、動けなかった過去の自分など、
ネガティブな部分があったことを、負の感情を伴ってでも、
苦しくても認めるということでしょうか?
それとも、ネガティブであろうとなかろうと、
自分をつくっている材料の一部なのだから、
とにかくここにあるよね、みたいに俯瞰して見ることでしょうか?
黒崎:よくある○○の法則やメソッドは、それぞれ作った人があるので、
敢えて説明していない場合もあります。
なので、それを学んだ人は、それが全てだと勘違いする場合も多いんだよね。
法則やメソッドの本質や意図を理解しないまま、次の世代に繋いでいくと
「ポジティブ思考になれば、全てはうまくいく」
みたいな事を言い始めるんだよね。
人間には聖者としての人格も愚者としての人格もいて、
目の前の結果や味わっている感情は、それぞれの人格が精いっぱい考えて
行動した結果だという事を理解し敬意を示す必要があるんだ。
人の中には色んな人格があって、その瞬間瞬間で
最大限の事をしているだけなんだ。
結果として、望まない結果になって、味わいたくない感情を味わう時もある。
でも、それらには決して善も悪もない。
望まない結果が起きた。
味わいたくない感情を味わった。
その事実のみを受け入れるという事が重要です。
一般的に言われる「ポジティブ」にも「ネガティブ」にも善悪はない。
いくらポジティブになろうとしても、必ず怒りや悲しみを味わう。
愛する人は必ずいなくなるしね。
ポジティブもネガティブも含めて自分自身であって、
両方を受け入れて初めてニュートラル、自分らしくいられる。
どうしたら受け入れられるのかと言えば、「自分自身と向き合ってください」
としか言いようがない。
自分自身とつながり、自分自身とコミュニケーションをとること。
自分自身の世界観に理解と敬意を示すこと。
これらを意識して行動すること。
「どうしたら自分自身に無条件の愛を示す事が出来るのか?」
この質問に答えを出せれば、向き合いたくない自分自身と
向き合う気持ちになる事でしょう。
*前回(質問2)はこちら / 最終回(質問4)はこちら
*黒崎英臣さんによる10/20(土)セミナー開催のメッセージはこちら
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