今回のコラムは、前回Vol.10からの続きとなるので、
まだご覧いただいていない方は、ご一読頂きたい。
悲しき現実
ハッキリと言わせていただきたいが、現代の親たちは”子どもと寄り添う”
という真の姿や意味を全くわかっていないと思われ、必要なレベルの
”コミュニケーション”も全く取れていないと思われる。
親、そして大人たちは気付かなくてはならない。
現代の親・大人たちは、人や地域・社会との関わり合い方も
歪んで見ている傾向が非常に強く、さらには誤解をしたまま
理解すらしようとしていないケースも多い。
非常に「閉鎖的」であり、「自己中心的」と言わざるを得ない。
特に、子どもを持つ親は「自分の子どもだけ良ければよい」
「自分の子どもだけできればよい」「自分の子どもだけ目立てばよい」等々、
親だけの身勝手なエゴや感情・思惑を子どもに”強制”して、
”満足・納得”しているだけにすぎないのではないだろうか。
あくまで「人(他人)なんてどうでもいい」という考え方に大きな歪みや捻れ、
問題が存在していることに気付かなくてはならない。
これでは”寄り添う”などとは言えないし言えるわけがない。
当然、コミュニケーションの「コ」の字も存在しない。
親たちはそのように思ってはいないのだろうが、結局は子どもにも
”寄り添って”などいないと言えるのではないか。
親の一方的な歪んだ愛情や感情を押し付け、子どもの様々な
「芽(可能性・将来・世界)」を勝手に摘んで(潰して)しまって
いるだけなのではないか。
もういいかげん、自分のことばかり考え、正当化するのはやめようじゃないか。
何でも人のせい、物のせいにするのはやめようじゃないか。
自分を認め、人を認めようじゃないか。
*「日出づる国の行方」Vol.10はこちら / Vol.12はこちら / 記事一覧はこちら
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