ひきこもったから、人の気持ちが理解できる

聴き方教室を開催するYSカウンセラーの瀧本裕喜さんは、プロのカウンセラーがいなくても
安心して心をさらけ出せる環境を作っていきたいと思い、聴き方教室をはじめたのだそうです。

今回はさらに、気になる点を瀧本さんにぶつけてみました。

 

★インタビュー2:

——質問者が、質問者にとって得たい答えを聞き出そうとしているから、
うまくいかないのですね。聴かせてもらうことで、相手の人は本心を
さらけ出してくれるというメカニズムには納得できるものがあります。

ただ、プロのカウンセラーがいなくても心をさらけ出せる環境ができてしまうと、
カウンセラーである瀧本さんの活躍の場が狭まることにはならないのでしょうか?


瀧本:心をさらけ出せる環境ができれば、
ひきこもることなく、安心して自分を表現することができます。

プロのカウンセラーがいなくても、
やっていけるようにすることが自分の役割だと思っています。

その役割を果たすことができれば、
誰もが求めていて、やっていないことを探して、
それを発信していきたいです。

どちらにしても、今、目の前に示されたものを
真摯に受け止めて、「私にお役にたてることは何だろうか」と、
問いかけて、そこから引き出された答えを
形にして実践していきます。

もし7年間ひきこもっていなかったら、
心をさらけ出せる環境を作っていきたいと、
思わなかったかもしれません。

抑圧された環境に育ってきたからこそ、
自分のことを表現できない人の気持ちが、
誰よりも理解できるのだと思います。

また、自分の経験を役割に変えていくと、
周りに振り回されることが、なくなりました。
*前回(インタビュー1)はこちら / 次回(インタビュー3)はこちら

 

〈関連ページ〉
Earth特集5 「聴き方教室で、心を開く環境をつくる」/瀧本裕喜さん TOP
聴き方教室の開催日程
Earthスペシャルインタビュー「ひきこもりからYSカウンセラーへ」/瀧本裕喜さん TOP

 

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