転職から天職へ(Vol.27)〜天命を全うする〜

空海の遺物から、宇宙を感じる

生命の正体とは、いったいどのような姿をしているのでしょうか?
その姿を完全に把握し、理解することは、おそらく今の僕たちには
不可能だと思われます。

しかし、過去を振り返れば、生命の全体像を理解しようと奮闘し、
形に残そうとした多くの先人たちの姿を、歴史を通じて
確認することができます。

例えば、真言宗の開祖に、空海という人がいます。
空海は、唐の国から密教を持ち帰った人物です。

密教では、宇宙観を表現するために描かれた、曼荼羅という図があります。
空海は、曼荼羅に描かれた宇宙観をもっと具現的に表現するため、
実際の仏像を並べた「立体曼荼羅」をつくりだしました。

空海が何のために密教を持ち帰ったかと言えば、仏法を人々に広め、
安らかに世を治めるためだったと思います。空海は当時の天皇からも
手厚いバックアップを受けて、真言密教は確立されていったようです。

*画像はイメージです

現代に生きる僕たちは、空海が遺してくれた数々の仏像、寺院、書など
密教に関する様々な遺産から、宇宙を感じることができます。

 

脈々と受け継いできたもの

空海は、西暦で言えば8世紀に生きていた人物です。その時代は、
現代から見れば遠い昔と言っても差し支えないほど、時間的な
隔絶があります。

しかし、空海が遙か未来の時代に生きる僕たちに伝えたかった
その「宇宙観」は、今でも息づき、伝わっています。

僕たちは、空海が残してくれた様々な情報をもってしても、
宇宙の全容、つまり生命の正体をつかめることはないでしょう。
しかし、それが何であるのか、わかろうとする努力と、追求する
姿勢は無駄ではありません。

空海だけでなく、また、仏教という分野に限らず、科学や芸術など
あらゆるジャンルから、脈々と受け継いできた大きなヒントがあります。
それは間違いありません。

僕たちは、そろそろ先人たちから受け継いできた「宇宙観」の
総まとめをしなくてはならない。最近は、特にそう感じています。
それが現代に生きる僕たち人類が目覚めるべき使命であり、
天命なのではないでしょうか。

そして、先人たちが残し、受け継いできてくれたものへの感謝が
自分の心に湧いたとき、生命は時間を超えて、先人たちとひとつに
なることができます。

これほど光栄なことが、他にあるでしょうか。そしてそれは、
またひとつ生命の正体が明らかになり、宇宙の全容が垣間見られたと
言っても過言ではないと思います。

過去の歴史にちりばめられたメッセージから、現在と未来へつながる、
生命の正体を知る。そして、その生命そのものとして、これからも
生きていく。それができれば、天命は自ずと全うされていきます。

 

by YSカウンセラー 中里昌克

*「転職から天職へ」Vol.26はこちら /   Vol.28はこちら /   記事一覧はこちら

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