おはようございます、中里です。
前回の記事では、時間効率化のための優先順位をつけるには、日記を書くことが有効であることを書きました。
しかし、タスク管理は単に日記を書くだけではなく、もっと有効な奥の手があるのです。それは、あなたが考えていることの出発点を変えてしまうこと。これが極めて重要なのです。
例えば、あなたが新入社員だとします。仕事のことが何もわからないので、まず優先すべきタスクは自社の商品を知ることや、電話応対を覚えることなど、仕事をするにあたり基本的なことになるでしょう。
そんな時、突然地球に巨大な隕石が落下してきたとします! その隕石が地球に落ちたら、恐ろしいほどの被害が出るでしょう。そしてなんと、その隕石はあなたの愛する人が住む街に落ちようとしています! 地面に隕石が衝突するまであと1分!
そんな切迫した事態の中、もしあなたが隕石の落下を防ぐ方法を知っているとしたら、どうでしょうか? いま、会社の商品にどんな特徴があるのか、調べている場合ではないですよね?
そうです! まずは隕石を止めるのが先決です。このように、今本当に自分が何をすべきなのかがはっきりわかったら、次の行動が全く変わってしまうのです。
たった今、「自分にとって、いちばん大事なことはこれだ!!」と絶対的に信じていたとしても、物事の前提が変わった瞬間、本当にやるべきタスクがくっきりと見えてくるのです。
つまり、本当に自分が何をすべきなのか、それを真っ先に知ることこそが、タスク管理においては何よりも大切だということです。
シンプルに言えば、使命を知らずして、真の時間管理やタスク管理ができるはずがありません。
使命を知り、そのうえであなたが本当にやるべきこと、やりたいことに、時間を、人生を、命を使っていくべきなのです。
それでは、どうすればあなたが人生の優先順位を明確にして、限りある時間を最大限有効に活用できるようになるのでしょうか?
そのために非常に有効なのが、『満月の法則』です。
この『満月の法則』という本に書かれている内容に沿うことで、あなたはあなたの中から、自然と本当にやるべきことの答えを導き出すことができるようになります。
それは、あなたがもともと完全完璧な、何一つ欠けてなどいない「満月」のような存在だからです。今は実感がないかも知れませんが、あなたは最初から満たされていて、すべての答えを持っています。
ですので、もちろん本当は自分が何をすべきなのか、この人生で成し遂げたいことは何なのか、その答えをきちんと発見できるというわけです。
それではまた明日!