未来世紀ジパングに見た、悟りと社会貢献ビジネス

テレビ東京系で放送されていた番組、
日経スペシャル 未来世紀ジパングで、
NPO法人や社会起業家が取り上げられていました。

 

今回のタイトルは、
日本式”社会貢献ビジネス”、世界へです。

 

少し前まで、日本で「社会貢献」「ボランティア」と言うと、
なんだか偽善ぶっているとか、むしろ白眼視される傾向が
あったように思います。

 

どちらが正しいとか、そういった議論をするつもりはありませんが、
日本に比べアメリカは、社会貢献大国なのだそうです。

それなりに地位のある人、会社は、
恵まれない人に対して何らかの施しをするのが
当たり前になっているらしいです。

 

しかし、日本でも、2011年の3.11、東日本大震災で、
一気にボランティアや社会貢献の機運が高まりました。

さらに踏み込んで言えば、1995年の阪神・淡路大震災の経験から、
ボランティア活動が根付き、ネットワークが形成されて
いったのだそうです。

 

また、若者たちの間では、社会問題を解決する
「社会起業家」を目指す人が増えてきたりと、
これまでの働き方だけにとどまらない時代に
なりつつあると言えます。

 

さて、こうやって一般化してきた「社会貢献」。

 

ボランティアやNPOがもてはやされていますが、
しかし、よく考えて見ますと、
それをやっていない一般企業はボランティアやNPOに劣り、
社会への貢献をしていない、
ということになってはいないでしょうか?

 

僕は、そうではないと感じています。

 

一般の企業は、確かに利益を出さないと永続していきません。
企業が存続するために、売上高という意味での利益を
追求すると、社会貢献どころか社会にとって害悪になります。

 

企業は、利益が大切です。

 

ただ、利益とは、一企業の儲けを指すものではないのです。
消費者が喜び、社会が喜び、世界が喜び、地球が喜ぶ。
だからこそ、その企業にも喜びが訪れる。

 

この調和が全体の利益であり、
ボランティア、NPO、一般企業など、
どのような形態であっても、
守るべき利益なのです。

 

そういった意味で、
全体としての調和という利益を目指すのであれば、
「利益の追求」とは、これ以上素晴らしいことはない、
人類の目的、社会の目的そのものとなります。

 

ただし、この目的を達するために非常に難しいのは、
僕たちが日常的に思い込んでいる
「自我」を超えていく必要があります。

 

個の「自分の命」という枠を超え、
「家庭」「会社」「地域社会」「日本」「地球」と、
大きな命、全体としての命と、ひとつになる必要があります。
それはつまり、「悟りを開く」ということなのです。

この大きな命、全体の命の視点は、いくら勉強しても、
本を読んでも、獲得できるものではありません。

 

あなたの心のなかから、変容していく必要があるのです。

 

そのために開催するのが、
こちらのワークショップです。

 

 

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