梅乃家のチャーシュー麺先生


画像は、薬味(ネギ)トッピングしたチャーシュー麺。
私の味覚が変わったのか、梅乃屋の味が変わってしまったのかはわからないが、スープの醤油がちょっと濃すぎに感じた。
チャーシューの味は16年前とあまり変わらず絶品だったが、当時はもっと肉厚が薄くて食べやすかったような気がする。
うーん、正直言って、めちゃくちゃ旨いとは感じなかった…。初めてここのラーメンを食べたときは、衝撃を受けたのだが。
しかし何せ当時は21才の食べ盛りだったので、今の嗜好とは違うのは当たり前だろう。チャーシュー麺の値段が600円と安いこともあるかも知れないが、現に若い男性のお客さんが多かった。
16年前に私がこの店に訪れた時は、人生に暗澹たる思いを抱いていた時期だった。しかし、今は幸せな家族があり、尊敬と信頼の気持ちを抱ける友がいる。
そして、Webの時代になって、こうして自分の信じてること、思ったことを発信できる環境に存在できている。思えば、何て幸せなことだろう!
今の自分が、16年前に窮地に立たされていた自分にアドバイスするとしたら、何て言うだろう?
「人目を気にせず、本当に自分のやりたいことをやれ。そうすれば後悔はない」
たぶん、こう言うかな。
そして、16年後の自分も、今の自分に同じことを言うに違いない。
まさか一杯のチャーシュー麺に、こんなことを教わるとは思わなかった。
人生これ皆師、である。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です