横浜ランドマークタワーで、あなたも心の洗濯を

何年か前、個人的にかなり落ち込んで滅入っていた頃、
横浜のランドマークタワーに登り、
景色を眺めて元気をもらったことがあります。

その時は単純に、遠くの海でも眺めて、高いところから下界を見下ろし、
気分転換をはかったつもりだったのですが、
今回、再度ランドマークタワーを訪れてみて、
なぜ元気をもらえるのか、そのメカニズムが朧げながら見えてきました。

例えば、ランドマークタワーの近くに係留されている
帆船日本丸は、ほぼ同じ高さの視点からだと、こんな風に見えます。


大きな帆船です。かっこいいですね!
思わず出航したくなる男子も多いのではないでしょうか。
まさに海のロマンを感じさせます。

そして、同じ日本丸をランドマークタワーの
展望フロアから見たら、こんな感じです。

なんと、周囲の道路や、地形までまる見えです。

日本丸と同じ高さの視点では、目の前の日本丸にしか
目がいかなかったのに、高い視点を得れば得るほど、
まわりの状況を含めた全体像が見えてくる、というわけです。

海のほうを見たら、こんな感じ。

空や海はもちろん、大きな橋、巡視船、ホテル、
観覧車やコンビナートなどなど、画像には入りきらなかったものも含め、
目に映るものはとても多彩で、数え切れないくらいです。

こうなると、さっきまでは日本丸だけを見てスゲーと思っていたのが、
目に入るもの全部がスゲーになります。
そしてこれは、全く次元の違う視点だと思うのです。

目の前のことだけ思えば、それは二次元的なモノの見方です。
しかし、現象に高さという三次元の視点が加われば、
全体の因果関係などが見えて、理解の範囲も俄然広がるでしょう。

これを人間関係や自分の人生に照らし合わせれば、
一見目の前のことが苦しく見えたとしても、
全体像を見てみたら、決して悪いことだけではなく、
トータルとして楽しい風景になっている可能性があります。

これはあくまで仮説ですが、頭のなかで想像するだけでなく、
物理的な意味で高い視点に立つことで、脳に築かれた固定観念を
打ち壊す効果があるのではないでしょうか。

何年かの時を経て、僕はいま元気を外側の景色に求めず、
自分の内にある元気が感じられる心境になりました。
それには、以前ランドマークタワーで見た美しい景色が、
無関係だったとは到底思えません。

なので今回、お礼の意味を込めて
ランドマークタワーに昇ったのでした。

壁にぶつかったら、壁のない視点を物理的に実現してしまう。
それも、壁を超えていく方法の一つなのではないでしょうか。

〈インフォメーション〉
横浜ランドマークタワー
■公式サイト / http://www.yokohama-landmark.jp/page/
■69F展望フロア / http://www.yokohama-landmark.jp/skygarden/page/
■営業案内 / http://www.yokohama-landmark.jp/skygarden/web/about/
■交通 / http://www.yokohama-landmark.jp/skygarden/web/access/

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