無常の人生

あなたは美しい(Vol.4)

「無常の人生」

 

最近、ちょっと面白い心の変化がありました。

よく、物事はいろいろな角度から見なくてはならないと
言いますが、まさにそれを象徴するかのような、
心の変化が起きたのです。

 

「無常」という言葉がありますよね?

この言葉を知ったのは、僕が中学生くらいのときだと思います。
平家の没落を描いた『平家物語』の序文に「諸行無常の響きあり」という
一文があったせいか、僕は「無常=人生は儚いもの」という
意味にだけ、捉えてしまったのでした。


いま思えば、滅びゆく平家に抱いた儚さという感情が、
「無常」という漢字にくっついてしまったんですね。

 

そのままかなりの時が経ち、
最近になってこの漢字につけてしまった意味、
つまり思い込みの意味が、なぜか突然外れたのです。

「無常」という漢字をよ~く見てみたら、
「常(つね)は無い」、つまり、変化しないものはない、という
意味が見えてきたのです。

 

そうしたら、かつて「無常」という漢字から
伝わってきていたはずの「儚さ」の感情が、
全く感じられなくなってしまいました。
この心の変化には、本当に驚きです。

そして実際に、思い込みが外れた感覚があると、
とてつもなく自由な自分を認められるようになります。
本当に、自分の見方ひとつで生活が変わってしまったのです。

 

*画像はイメージです

 

ですから、もしあなたが何かの現象で苦しんでいたとしても、
それはいつの間にか、あなたがその現象に対して
苦しみの感情を結びつけただけのことなのかも知れません。

苦しみすらも、無常です。
移り変わっていくのです。

あなたは、自由自在に見方を変え、
現実を変える力を持っています。

 

心を変えることに集中することで、
あなたはあらゆる枠を取り払い、
自由自在な自分を手に入れることが
できるようになります。

あなたは、それほどとてつもない、
無常の存在なのです。

自由自在な自分を手に入れる方法

 

 

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