第3回:「YSカウンセリングの真髄」YSカウンセラー/瀧本裕喜さん

☆Earthスペシャルインタビュー☆ YSカウンセラー/瀧本裕喜さん

第3回:「YSカウンセリングの真髄」


*第2回「ひきこもりからの脱出」の記事はこちら

悩みとは自分の心が描き出した幻である。
そう悟った瀧本さんの夢に〝理想の自分〟が現れたことで、
瀧本さんはひきこもりからの脱出に成功しました。

今回は、瀧本さんが心の世界に興味をもったルーツと、
YSカウンセリングの真髄について聞いてみました。


●もともと精神世界の分野に興味があったのですか?

私は高校時代に『聖なる予言』『神との対話』といった、
精神世界の本を読んでいました。

『聖なる予言』では、主人公が古代遺跡で発見された、
人類の叡智について書かれた写本を巡り、冒険の旅をします。
しかし、自分の学校生活に置き換えると、導かれているようには
とても思えませんでした。

こういった本を読んでも、現実とのギャップが深まるばかりだったのです。
読めば読むほど私は狂っているのではないか、友人にそれを言ったら
「あんたおかしいよ」と言われるのではないかと思っていました。
関心はあっても、精神世界の話ができたのは母ぐらいだったと思います。

真我開発講座の受講後、母から聞いた話ですが、母は仕事を含め、
社会的に安定した場所にいたと思っていたそうです。

それにもかかわらず、息子である私が青春時代という大事な時間を
ひきこもって過ごしている姿を目の当たりにしました。
そのことによって、つまり私を通して、母は自分自身の心が
ひきこもっていたことを知ることができたのだそうです。

私自身がひきこもっていたとき、それは分からなかったのですが、
親子は一つにつながっていて、相手が変わると自分も変わることが、
感覚と理論の両面で腑に落ちました。

そのことが、自分の捉えている世界が変わると、相手の対応が変わる
分かりやすい例だと思います。できない生徒に対して、
できる生徒として扱うと本当にできる生徒になってきます。

一方、できない生徒に対して「あんたダメよ」と問題児扱いすると、
扱ったように人は展開されていきます。そのことに、両親を通して
気づかされました。

●YSカウンセリングでは、相手とどのように接するのですか?

この手法のポイントは、相手の真我しか観ないところにあります。
実は、人間の心は三層構造になっています(下図「心の三層構造」参照)。

一番浅い層が頭で考えている「顕在意識」で、二層目がさらに深い意識である
「業・カルマ」、そして最も深い層にあるのが「真我」です。

YSカウンセリングは、最も深くて重要な、「真我」を呼び覚ます
カウンセリングなのです。

多くのカウンセリングでは、心の三層構造で言えば、
二層目の「業・カルマ」にアプローチしています。

これでは、根本的な解決には至りません。膨大な闇のような
過去の記憶に対して、懐中電灯で一つひとつ照らすようなものだからです。

そのため、効果が限定的になりがちです。
その時は一瞬スッキリするかも知れませんが、対症療法的ですから、
やがてまた過去の記憶が反応し、苦しくなってくる場合があります。

真我は、別の表現をすれば神です。
神で語弊があるとするなら、宇宙意識やサムシング・グレート、
または大いなる愛など、呼び方は何でもいいのですが、
YSカウンセラーはそういった究極の視点からしか相手を見ていません。

「あなたはすでに問題なかった、完全完璧である」
という視点で、常に接していきます。

相手がそう思えなくても、事実、相手は神であり宇宙そのものです。
人間は努力しなくても人間であるように、相手はそのまま神なのです。
その当たり前のことを、当たり前のこととして返していきます。

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*第4回「YSカウンセリングで何が変わる?」へつづく

【リンク】
Earthスペシャルインタビュー 「ひきこもりからYSカウンセラーへ」記事一覧

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