社会への不適応から解放されるには

仕事に人生を入れると苦しい

おはようございます、中里です。

もうずいぶん前の話ですが、かつての僕はどちらかと言えば社会に適応できないところがありました。日本社会の息苦しさというか、言いたいことも言えない、やりたいこともできない、何だが無言の圧力のようなものを感じていました。

当時の心境としてはまさに地獄そのもので、苦しくて苦しくてしょうがない時期が続きました。

そんな僕が、真我開発講座を受ける前に人生単位でやっていたことというのは、いわゆる「自分探し」でした。でも、その本質はまったくわかっていなかった。なぜなら、どうしても「どんな仕事」をするのかという、適性探しに陥りがちだったからです。

それは、仕事をしないと生活ができないという思いも強く影響していたと思います。しかし真我開発講座を受けていく中でわかったのが、「自分は、本当は適職を求めているんじゃない」ということでした。「自分は素晴らしい人生を歩みたいのだ。それにもかかわらず、仕事のなかに人生を入れていた。これでは苦しいはずだ!」。そう気づいたとき、自分が歩むべき人生の本質の部分を見た思いでした。

 

磐石だと思えるものも、崩れ去る

それからは、自分の人生において何をやりたいのか、それを「職業」で見ることはなくなりました。すごく単純なことなに、僕はそれに気づけなかった。いえ、いま現在でも多くの人たちが、僕と同じ価値観の罠にはまって悶え苦しんでいるかも知れません。

そうならば、苦しんでいる多くの人々に、「本当の自分=真我」に目覚めてもらうのが、僕の使命である。そう強く感じるようになりました。

「職業」というものは、時代とともに移り変わります。「会社」だってそうです。日本の国境線だって、戦前から戦後にかけて、数十年のうちにがらっと変わってしまいました。300年近く続いた江戸幕府も、今は残っていません。人生単位で見た時、盤石だと思い込んでいたものですら、あっけなく崩れる可能性があります。これから先の未来に何がどう変化していくのかは、誰にもわかりません。

しかし、変わらないものがあります。「真我は永久不変」ですので、この不滅のものが出てきたときに、どんな心の苦しみからも解放されるということです。

それではまた!

 

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