坂本龍馬の魅力

幕末の維新志士、坂本龍馬は日本の歴史のなかでも
屈指の人気を誇る、英雄と言ってもいい人物でしょう。

もちろん私も御多分に漏れず、坂本龍馬のファンなのですが、
はたと疑問に思ったのが、なぜこれほどまでに
坂本龍馬は魅力的なのか、ということです。

坂本龍馬の魅力とは、いったいどこにあるのでしょうか?

僕が坂本龍馬の魅力に取り憑かれたのは、
司馬遼太郎さんの著作「竜馬がゆく」を読んでからです。
(ホントにベタで申し訳ございません)

その後、映画、マンガ、ドラマなど、
色々なコンテンツで表現された坂本龍馬を見て、
その魅力の本質に気がつきました。

ポイントは、垂直・水平・共鳴です。

まず、垂直とは、身分制度のこと。
どういうことかと言いますと、江戸時代には現在よりも激しい
身分制度があったわけです。

士農工商という制度では武士(士)が一番上の身分で、
商人(商)の身分が最も低かった。

それを坂本龍馬は、身分差別のない世の中をつくろうと
活動していました。日本が外国の脅威を取り除ければいいと考えていた
その他の多くの志士たちと、基本的に異なるところです。

つまり坂本龍馬は、高い低いといった身分制度を超えて、
人間を、ひいては人類を垂直方向の呪縛から解き放ち、
一つにしようとしていたと言えます。

そして、水平とは国境のこと。

坂本龍馬は藩というボーダーを超え、日本をまとめようとしました。
貿易に乗り出していたところからすると、もし暗殺されていなければ、
日本が一つにまとまった後、きっと世界進出していたに違いありません。

坂本龍馬は、自身の活動のなかで、いつの間にか
地球を一つと見るようになっていたのではないでしょうか。

僕たちの本質も、深いところでは一つです。
この世界にはまだ身分差別もあれば国境も存在していますが、
究極的には身分の差などなく、国の境目もありません。

それらはすべて、人間がつくった想念の現れです。
宇宙からすれば、そういった想念は極めてめずらしい
ローカルルールにすぎません。

僕たちの根源の部分は、深いところで本当のことを
知っているのではないでしょうか。

だからこそ、人類レベル、地球レベルで
垂直にも水平にも「統合された」意識下にあった
坂本龍馬の生き様に、僕らはついつい共鳴してしまう。

そんな気がしてならないのです。

長文をお読みいただき、ありがとうございました。

(文/中里 昌克)

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