盲点の不思議


今日は中目黒に来ている。
ランチしようと思い、駅前でサイゼリヤを見かけはしたけど、あまりゆっくりしている時間はなく、混雑している可能性があるからスルーした。
そして他の店で昼食を済ませ、再度サイゼリヤの前にきたときのこと。
そーいえば、中目黒の駅前にタワーマンションが建ち、昔からこのエリアに住む人たちから「景観を損ねる」と、反発もあるとのメディア報道を思い出した。
さて、報道されてたタワーマンションはどこかなと見渡すと、明らかに背の高いマンションが目の前に。
そのマンションの2階に、サイゼリヤが入っていた。しかし、さっきはサイゼリヤの店構えだけに注意が行っていて、その上がタワーマンションだとは、全く気がつかなかった。
これって、非常に面白い。
自分に対して
「ランチできる場所は無いか?」
と問いかけたら、脳はサイゼリヤを探し出した。
そして、別の問いである
「タワーマンションはどこか?」
と聞けば、きっちりそれを見つけてくるのだ。
最初の問いも後の問いも、結果として同じ場所にあるものを探していたのに、何にフォーカスしたかによって、見えるものが変わってしまう。
身近に、何か見落としてるものがあるかも知れない。そう考えさせられた中目黒での出来事だった。

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