地球を守るくらいの「意識高い系」がモテる時代

おはようございます、中里です。

世の中には、いわゆる「意識高い系」の人を冷ややかに見る傾向がありますね。確かに「意識高い系」と言われる人には問題があるかも知れません。それは、たとえ自分が立派なことを学んでいるとしても、SNSでその姿を見せることを優先していたり、行動が伴わなかったり、単に自己顕示欲が強いだけの場合があるからです。

しかし、先進的な取り組みをしている人、一歩も二歩も先を見て何かを成そうとしている人もひとまとめにして、「あいつ意識高いよね」と冷淡に見てしまうのも、何か違う気がします。

意識が低い人とは、自分のことしか見えない人を指すのではないでしょうか。例えば近所迷惑を顧みず、大音量で音楽を聞くとか、自分の土地の境界線をめぐって四方八方の人と争うとか、そういうイメージです。

その反対に、意識が高い人というのは、自分のことだけでなく、例えば自分が住む街、国、さらには地球レベルで物ごとを考えられる人でしょう。

国と国のリーダーが、一段階上の地球、そして地球人類という目線をキープして話をすれば、戦争や貧困などもいずれ消滅させられるかも知れません。こういったことを考え行動する人を、もはや「意識高い系」とは呼びませんよね?事実、そんな行動力のある人材がいたら、これからの時代に有用な人材そのものです。

そして、実際にそういった人物が異性にもモテるようになるのでは?と思います。

例えば女性は、自分を守ってくれる男性が好みでしょう。「意識が低い」、つまり自分のことしか考えられない人は、当然争いごとを巻き起こしたりしがちですから、女性を守るどころか危険な目に逢わせてしまうかも知れません。

極端な話、国を挙げての戦争を起こすような人物がリーダーとなった時、自国も相手国も多くの女性や子供たちが危険に晒されます。いくら国のリーダーでも、そんなことではとても「意識が高い」とは言えないのではないでしょうか?

それを証明するかのように、小島瑠璃子さんもNHK・Eテレの番組「サイエンスZERO」にて、とても興味深い発言をしています。それは、2019年4月14日放送の「宇宙夜話#2 はやぶさ2に裏ミッションが存在した!?」の中でのことでした。

この回では、地球に飛来する小惑星からどうやって被害を防ぐのか?がテーマになっていました。例に挙がっていたのが、2013年にロシアのチェリャビンスク上空を通過中に隕石が爆発した出来事です。

*この動画はYouTubeにアップされていたもので、番組の動画ではありません

番組によりますと、落下してきた隕石のサイズは15~18mほどで、これでも比較的小さいサイズだそうです。しかし、爆風は周囲100kmに広がり、1500人もの負傷者が出たとのことで、破壊力には凄まじいものがありました。もし、空中で爆発せずにそのまま地面に落下していたらと思うと、寒気がしますね。

また、こちらも番組で紹介されていたのですが、1908年に起きたツングースカ大爆発では、約60mの隕石が落下し上空で爆発、2000平方km(大阪府全体に相当)の樹木がなぎ倒されました。

というように、地球は常に小さな小惑星との衝突リスクがあり、番組で言われていた「はやぶさ2の裏ミッション」とは、小惑星が地球に落下してこないように、どう対応するかの研究が行われている、という話でした。テレビ各局のニュースでは取り上げられませんが、JAXAのWebサイトでも、そのことが紹介されています。

また、JAXAだけでなく、小惑星の落下リスクに備えるために、地球上では各国の研究者が協力体制にあり、各国の研究者が連携し、望遠鏡でとらえた小さな小惑星のデータを共有して、「プラネタリーディフェンス(天体衝突から地球を守る)」が行われているのだそうです。

こういった話で番組が進行していくなかで、番組のナビゲーター、小島瑠璃子さんがついに注目すべき発言を行ったのです。

それがこちらです!(以下、番組からの引用)

宇宙の話をする時に、すごくいいなと思うのが、やっぱり国じゃなくて、地球というひとつの惑星のまとまりになるところがいいですよね。

どうですか、みなさん!

「国」でモノを観ると、個人のエゴの延長線上の発想で終わってしまいます。それが領土争いや、地球資源の奪い合いになります。

そうではなく、宇宙視点で「地球」を観る。そういった意識のほうがいいと思う女性がいて、こうやって公共の電波で意見を発信する時代になったのです。

そうは言っても意識をスパッと切り替えるのはなかなか難しいですよね?しかし、これからの時代は宇宙レベル、地球レベルですべての物ごとを観て、判断できるように意識を高めていかないと、人生の判断を間違えてしまう可能性すらあります。

それは、すでに人間の意識が自然と高まっていて、政治であれ経済であれ、そして家庭や友人関係であっても、すべて高い意識をもって臨む時代に移行しつつあるからです。

あなたはこの「本物が求められる時代」を歓迎しますか?それとも、時代に取り残されることを選びますか?どちらにしても、まずはこの書籍、『真我』でご自身の意識をチェックされてみてはいかがでしょうか?

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です