令和という、あまりに厳しい時代を生き抜くには?

おはようございます、中里です。

昨日は、とあるカフェで佐藤康行先生の著作『真我』を読み直していました。

カフェのテーブルに置かれた真我の本

いゃ~、やっぱりすごい本です! 読めば読むほど、その深さが僕自身の内面を陶冶し、研鑽してくれる。こんな本を書けるのは、佐藤康行先生の他にいませんね!

さて、2019年5月1日、ついに元号が「平成」から「令和」へと変わります。

令和という元号の名称を初めて聞いた時、あなたはどう感じましたか?正直なところ、僕はあまりいい印象がありませんでした。

それは、「令」の字が「命令」や「指令」といった言葉に多用されていて、なんだか上から押さえつけられるような圧迫感といいますか、息苦しさを感じたからです(あくまで個人的な感想です)。

もちろん、「令嬢」「令息」といった言葉もありますから、悪い意味ばかりでないことはわかっています。ただ、現実生活における頻度で言えば、命令的な意味合いで「令」の字を目にする機会は圧倒的に多いでしょう。

ただ、字の意味は後からつくこともあり得ます。そこで、この「令」という字の成り立ちから調べてみればわかるものがあるのでは、と考えたわけです。そうしましたら、意外にも途轍もない“天の動き”とも思えることが垣間見えてきたのです。

実は、「令」という字の形は“神意(しんい)を受ける人の姿”が元になっているのだそうです。

僕はこの事実を知って、ひと安心しました。なぜなら、「令和」の時代は人の浅知恵から来る命令などではなく、天の法則、つまり大自然の摂理が働く時代になる、そう思えたからです。

例えば、人間の出す命令のうちには、極端な例で言えば国のトップが独裁者で、戦争を始める、というものもあるかも知れません。人間はトップの方針にどうしても左右されますから、戦争なんてやりたくなくても逆らえないかも知れないのです。

また、企業で言えば違法行為をトップが部下に命令した時、拒絶するのが難しいことは予想できます。

しかし、天の法則ならばどうでしょうか?

天の法則とは、宇宙を運行している法そのものです。いま、その宇宙を貫いている法の真実が、人間の感知できる形で世の中に現れてきているように思います。

人の行う命令や指令は、エゴが入り込む余地があります。また、エゴそのものの命令があるかも知れません。

エゴから来る命令を出しても、そもそもそれは自然の摂理に反しているわけですから、長い時間、この宇宙に留まることはできないわけです。

天の法則とは、その反対です。この宇宙の永続性と同義ですから、僕たち人間が、人類が、文明社会がこの法則に沿えば沿うほど、本当の意味で発展し、真のサスティナブル(持続可能)な世の中になっていくのでしょう。

しかし反対に言えば、天の法則に沿えなければ、消滅するのも早くなっていくしかありません。

これまでの世の中であれば、矛盾や理不尽は見えないところでもみ消されたり、誰かが泥をかぶったり、見て見ぬ振りでごまかせたかも知れません。

でも、これからの時代はそうはいかないのです!

宇宙の真理に矛盾は存在しませんから、真実が明らかになる時、嘘や欺瞞は崩れ去っていきます。また、時代の流れが真実を露わにする方向に自然と舵が切られている今、ニセ物は淘汰されてしまうしかないのです。

令和という新しい時代は、本物を求めているあなた、真理そのもので生きていこうとするあなたにとってこそ、幸せを実感できるのだと思います。そのかわり、これまでのような虚飾やエゴの世界を維持しようとすればするほど、人生は厳しい状況になりかねない。そんな気がします。

心の専門家、佐藤康行先生は、その著書『真我』のなかで、こうおっしゃっています。

私たちは「神に従いなさい」と言われると窮屈な生き方を強いられるような気がして反発したくなります。しかし本当は、神すなわち宇宙の法則に従うことは全く窮屈ではなく、それどころか、最大の自由を得ることになるのです。

― 『真我』234ページより引用 ―

うーん、びっくりです。僕が当初、「令」の字に抱いていた印象は、窮屈そのものでした。

しかし、神の法則、つまり大自然の摂理に従うだけでいいのであれば、それはむしろ楽であり、自由なのだそうです。これは、今の世の中や人類の在り方に疑問がある本物指向のあなたにとっては、非常にありがたいことてまはないでしょうか?

新しい元号「令和」の、「令」の起源を辿ると、これからどう生きればいいかのヒントにすることができる。そんな気がします。

そして厳しい時代こそ、本物が求められるのです。いち早く、あなたも「本物の時代」を生きる指標を手に入れてください。

それが、『真我』です。

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